大阪結婚相談所perid♡t(ペリドット) 村上利治です。
自分では頑張って婚活をしているのに「お見合いを何回しても、交際に繋がらない・・・」婚活中の独身男女の中には、そんな悩みを抱えている人もいると思います。しかしその理由は、あなたに魅力がないからではなく、実は異性の気持ちを理解していないことに原因があるかもしれないのです。
そこで今回は、折角お互いに時間を作ってお会いしたご縁を、簡単に見切りを付けないために、男性・女性がそれぞれお見合いの現場で注意しておきたい事をご紹介します。
「えぇッ!何だよ、そうだったのか・・・」と衝撃を受ける人もいるかもしれませんが、ソレを知っているのと知らないのとでは雲泥の差。「出逢いはあるのに次に繋がらない」と悩んでいる方は、今すぐこちらの記事をご一読ください。
■ 男性の注意点はコレ!
「自分の話ばかり一方的にするのはNO」
「俺の話を笑顔で聞いてくれた!俺に興味をもってくれたに違いない」
そう思って安心していると、お見合い後の場合だと女性からNO返事、初回デートの場合は突然の交際終了・・・。婚活中の男性の中には、そんな経験がある方もいるのでは?
でもそれって、その時だけは相手が話を聞いてくれたのだけど、実は内心は不満だったということになります。
女性は、男性から一方的に話を聞かされるだけだと、「私のことは何も聞いてくれないし、会話のキャッチボールができなくてつまらない。」「私には興味が無いのかも」と思ってしまいます。
そんな時って女性も愛想笑いをしたり、困った顔をしたりしてサインを送っているはずですが、そこに気付けない男性も多いですよね。
男性の多くは、相手の容姿がタイプであれば、後は「何とか俺を受け入れて欲しい」だけに先走りガチ。しかしそれでは残念ながら婚活では成功しません。
何故なら女性だって、「相手が自分にどれだけ関心があるのか」を見ているからです。しかし「初見の女性にどんな質問をしてイイかわからない」という男性もいるはずです。そのような方のために、今回は女性が好感を持つ会話のコツを例としてご紹介しておきましょう。
〇女性が好感するお見合いでの会話は?
まず女性が好感を持つ会話として挙げられるのは、会話の最中にもレディ・ファーストを感じられる会話です。どういうことかと言うと、女性に気遣いを示し、女性の話を聞いてあげてから自分のことも話すようにすると良いでしょう。
ここで具体例に基本的な例をいくつかお伝えします。
「今日は時間を作ってくれてありがとうございます」
これは私がお勧めする、男性からまず初めに言って欲しい言葉です。あなたと会うために、お洒落をしてメイクをして時間を作ってくれた感謝を伝えましょう。それであなたが紳士的な男性であることが女性に伝わります。
「今日は良い天気ですけど朝は少し寒かったですね。お出掛けが大変じゃなかったですか?」
次にお天気の話を通じて気遣いを示します。これは女性の緊張を和らげるためと、あなたが気遣いの出来る男性であることをアピールする為です。
「素敵な〇〇ですね、よく似合っています」
チョット照れくさい?上級編かもしれませんが、可能であれば女性の小物やファッションを褒めます。何故なら女性はあなたに会うためにお洒落をしてきているのです。女性は相手に「似合う」と褒められたらそれだけで嬉しい気持ちになれるのです。
また、お見合いでは突っ込み過ぎた質問はあまり好まれないので必要ありません。それより無難な質問をいくつか用意しておく方がスマートです。
「今お仕事は忙しいですか?」
「休みの日は何をして過ごすことが多いですか?」
「プロフィールに映画鑑賞が趣味、と書かれていましたがどんな映画が好きですか?」
このように初対面でも失礼にならない程度のもので充分です。そしてここから会話をキャッチボールして行きます。
まずは男性から女性に質問、女性から答えが返って来たら、受け答えをした上で自分の話を出すとスマートです。
ただし、相手の話に対して否定は禁物です。
基本「素敵ですね!」「イイですね!」あるいは「そうですよね」と、肯定か同意で返すようにしてください。
もし「〇〇というミュージシャンが好きです」という答えに対し、「僕はあまり知らないので興味ないですね」とバッサリ返したらそこで終了してしまいます。女性からは「この人と私とは合わない」と思われてしまうだけ。
それほど関心が無いことでも、「そうなのですね、今度僕も聞いてみます」などと、関心を示すことが大切です。その上で「僕は〇〇をよく聞きますね」などと、自分の話をするとイイでしょう。
〇初回から女性への要求や、自身のことを話し過ぎないのも大切
✅結婚したら、将来は親との同居を考えて欲しい。
✅子供は2人以上ほしい。
✅結婚後も仕事は続けて欲しいけど、出来るだけ家事は任せたい。
✅家計の管理や貯金もしっかりして欲しい。
このように、稀に初回から女性への理想や欲求を話過ぎてしまう男性もいます。しかしそれは女性にプレッシャーを与えるだけで、お断りの原因となってしまうこともあります。
結婚観は、お互いの希望を歩み寄らせた上で作っていくもの。「自分の欲求に当てはまる女性を見つける」というだけでは相手探しはうまく行きません。
女性から結婚観を聞かれたとしたら、「僕にも理想はありますが、そこは話し合って歩み寄って決めることだと思っています」と答える方が無難でしょう。
また、相手が興味を持ってくれているのであれば良いのですが、「僕は子供の頃はこんな子で、両親はこんな人間でした。学生時代にこんなことがあって、今の会社に入ってからはこんな不満があって…」などと、初回から愚痴や自分のことを詳しく話し過ぎてしまう男性もいます。
「相手に自分をわかってもらいたい、アピールしなければ」と思うのもわかりますが、初対面ではなかなか難しいでしょう。
それは「私はまだ、あなたにそこまで興味が持ててない」と相手を困らせてしまうだけ。更にネガティブ発言が多いとなると「この男性は無い」と引かれてしまうかもしれません。
お見合いはあくまで初対面のアプローチ。「自分をわかってもらわなければ」と躍起になるより、女性に対する配慮を示し紳士的であることをアピールする方がずっと効果的なのです。
■ 女性の注意点はコレ!
「チョットのことで無理と思っては損!男の気負いを分かってあげる」
一方女性がお見合いで気を付けておきたいのは、チョットしたことで「この人は無し」と見切りを付けないようにするということ。何故なら、『お見合いでつまらない=結婚相手として良い相手ではない』と思うのは、いくら何でも短絡的過ぎるから。
これまでも本当に残念なケースが山ほどあり、「相手の男性、本当は良い人なのに」と仲人が残念がることがよくあります。まず女性に知っていただきたいのは、お見合いの場では女性以上に男性が「気負っている」ことがよくあるということです。
「イイ所を見せなければ」と思うばかり、つい「前のめり気味」に自分の話ばかりしてしまう男性も多いのです。人によっては、それが裏目に出ていることに気付けないほど緊張している場合も。
また「女性に何を聞いたら失礼にならないか」と女性に気を遣うあまり考え過ぎてつい自分の話に終始してしまう男性もいます。
つまり男性は、そもそも初対面で全てを判断することが難しいということが言えます。故に女性も初回から少々のことで「無理」と思うのは安直と言えるでしょう。
もし、1時間程度の限られたお見合いという中で自分の話が出来なかったとしても、「もう一度会って、自分のことを話してからどうするかを考えよう」と思うくらいの余裕が欲しいもの。
2~3回と会って行くうち肩の力が抜け、本来の面白味や優しさが滲み出て来る男性もいるので、長い目で見ることも必要だと思って下さい。
〇実はうまく行っている夫婦ほど「第一印象は最悪」という理由
世の仲良し夫婦の中には、「出逢った時の第一印象はイマイチだった」という方が意外といらっしゃいます。
それどころか「第一印象は最悪でした!」と笑い話のようにおっしゃる夫婦も。それはまさに、「人は初対面から素直に自分が出せるとは限らないし、その人の全てを見抜ける訳でもない」ということでしょう。
また、第一印象がパッとしなかったからこそ相手に過剰に期待しないし、その分、良さを知った時の感動も大きい。実はそこに、夫婦長続きの秘訣が潜んでいるとも言えます。
反対に結婚生活が上手く行かず離婚になりガチなのは、最初の段階で盛り上がり相手に過剰に期待したカップル。そのような夫婦ほど結婚後、期待ハズレなことが全て不満となってしまうのです。
〇男性を受容する「許容力」を持とう
率直に言いますが、結婚出来ない女性の多くが、理想が高過ぎて拘りが強く、男性に対して何かと厳しい女性です。そのような女性は「私、普通の男性でイイです」と言いながら実は男性に多くを望んでいます。
男性のチョットした失敗も「しょうがないな」と大目に見られず、「あり得ない」「許せない」と拒絶してしまいます。
でもよく考えてみて欲しいのです。貴女だって決して完璧ではないはずで、それなのに男性にだけ完璧を求めるのは酷というもの。
不完全ながらも男女がそれぞれ歩み寄ってこそ調和が生まれるし、調和を目指すことによって人は大きく成長することができます。
古来より、男性を受容してこそ女性は尊敬され大切にされて来ました。それがレディ・ファーストの原点なのです。したがってエスコートを求めるのであれば、女性ももっと男性に寛容になり許容力・受容力を身に付ける必要があります。
実際に、男性に対する許容力を上げられた人ほど幸せな結婚が出来ています。それは妥協したからではなく、その人が男性から【求められる女性】になれたからなのです。
コチラもご参考に⇩
まとめ
「自分の話を楽しそうに聞いてくれた!」と満足し、女性の不満に気付けない男性と、チョットのことで「あり得ない」「無理」と判断してしまう女性。
婚活の現場では、日々そんなミスマッチが繰り返されています。その方々の中には、大切なご縁を逃してしまっている方も多いことと思います。
カップルになるためには、どれだけ相手の立場に立って気持ちを考えられるかが大切。あと少し器を広げ、気遣い範囲・許容範囲を広げるだけで、幸せを掴める人が山ほどいるはずです。
今まで気付かなかった人は、早速見直してみませんか?気付くことさえ出来れば、すぐそこに幸せな結婚が待っているかも知れません。
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