大阪結婚相談所perid♡t(ペリドット) 村上利治です。
ここ10年くらいで、日本人女性の結婚に対する価値観は急加速に変化しています。若ければ若い年代ほど、家庭の中で男女は平等であると求めるようになり、今まで、女性が一人で負って来た負担が見直されるようになりました。
一方で男性側は、変わりゆく価値観を積極的に受け入れよう・受け入れることができる男性と、未だその変化を受け入れられない男性とに、大きく分かれるようです。中には、その変化にすら気付いていない男性も多いのではないでしょうか。ペリドットの婚活ブログをお読みくださっている貴方はどうでしょう?
結婚は、相手が居なくては成立しません。なので現代の男性は、親御様世代の結婚観や価値観だけに縛られるのではなく、今の女性の現状やニーズに目を向けない限り、婚活がうまく進まない可能性もあります。
もしかすると、貴方自身も親御様やお祖父さんの世代と同じような結婚生活をするもの、と思い込んでいませんか?それを信じて疑わないようでは、寧ろこれから難題が増えてしまうでしょう。
そこで今回は、この先持ち続けると大変危険な、男性にありガチな【結婚の思い込み】をご紹介します。これは、一人でも多くの男性が幸せな結婚をするために、必要な情報だと思います。ぜひ一度、チェックしておいてください。
■ キケンな結婚への「思い込み」
1. 若い女性が歳の差婚をしてくれるはず
男性会員様のサポートをして感じるのは、40代を過ぎてから
「結婚するなら若い女性がイイ」
と一回り以上年下の女性を望む男性が結構いらっしゃるという事。しかしこれはチョット現実的ではありません。何故なら一般的な女性は、歳の差があったとしても5歳程度まで、と希望する人が多いからです。実際に成婚されていくカップルも5歳差以内が多い傾向です。
確かに、一部の芸能人や、セレブリティには大幅な「年の差婚」をしている人もいます。それを見ていると可能な気がするのかもしれませんが、彼らは金銭面や見た目は当然のことながら、女性に対する扱いが完璧であるなど普通でない魅力やステイタスがあり、そもそも年齢に関係なくモテてきた人たち。残念ながら別格と考えた方がいいでしょう。
また一昔前は、金銭的に余裕さえあれば、年の離れた男性の元に若い女性がお嫁に行くケースもありました。しかし現代の20代女性は違うんです。
色んな情報が簡単に手に入る今の時代、彼女たちはお金があっても価値観が違うと苦労することを知っています。パートナーには、『話題に共通性がある』『普通に家事を分担してくれる』ような【同世代の男性】を望んでいるのです。
2. 女性は35歳までしか妊娠が難しい
ペリドットの婚活ブログでも再三ご紹介していますが、都市伝説ともなった
『女性は35歳までしか妊娠が難しい』
この思い込みも、男性の年齢によっては、かなり現実的ではありません。何故なら、例えば45歳の男性が「女性は35歳まで」と望んでも、10歳以上離れた男性を希望する女性は少ないのです。仮にプロフィールで希望年齢が10歳ほど離れて記載されていても、少しでも年齢の近い男性からのアプローチがあればそちらが優先されてしまうのです。
それに医療も進んだこの時代に「35歳まで」と限定するのは、かなり古い考え方ではないでしょうか。確かに昔は、今ほど医学が進んでいなかったせいもあり、女性の初めての妊娠・出産は30代前半がタイムリミットだった時代もあるでしょう。しかし現在、30代後半での出産は『普通』ですし、人によっては40代前半でも可能な場合もあります。科学的には女性の初産は44歳まで自然妊娠が可能です。実際に私の友人も43歳、44歳で初産した女性がいますよ。
子供が欲しくて結婚を希望する男性も多いのですが、そうであるなら現代の妊娠・出産事情をもっと知るべきでしょう。しかも、子供はあくまでも授かりものですので、女性が若ければ必ず妊娠出来るとは限りません。
また、男性があまり子供に執着すると、女性は「この人は子供さえ出来ればいいワケ?」「結婚して妻を幸せにしたいとは思っていないの?」と疑いたくなってしまいます。まず、妻を一番に愛することを考えていない男性とは、どんな女性も結婚したいとは思わないものです。
3. 共働きでも家事育児は女性の仕事
「子供が欲しい」と願っていたワリに、子育ては女性に任せればイイと思っている男性はいませんか?子供はただ可愛いだけではなく、病気になることもあるし、反抗期だってあるんです。また「共働きであっても、家事や子育ては女性がするもの」と未だに思い込んでいる男性もいるようです。
「男は仕事さえしていれば良い」という考え方は、今や社会問題にも取り上げられるほど、問題視されていることをご存知でしょうか。ワンオペ育児を受け入れてきた、お母様の世代はそれが普通の事としてきましたが、今の若い女性たちはそんな男性を「結婚すると苦労する男性」として敬遠するようになったのです。
若い世代の間では、共働きであるなら家事も子育ても分担というのが常識になりつつあります。「今更考えを変えられない…」という男性は、無理に子供に執着せず、「昔の考え方のままでOK」と言ってくれる世代の女性を探した方が、幸せになれるかもしれません。
4. 女性は結婚したら仕事を辞めるもの
「未婚の女性は、腰掛程度に仕事をしている」というのは時代遅れも甚だしい、古い時代の考え方。勿論、そのような女性もいるでしょうが、多くのキャリア女性は、自分の仕事に遣り甲斐や生き甲斐を感じて働いています。まして男性の年収によっては、「それでは苦労しそうだから仕事は辞めたくない」と考える人もいるでしょう。実際にペリドットの女性会員様の「9割」は何かしら仕事を続けたい方です。
「結婚したら家に入って欲しい」と、女性に一方的に思うのは、今の時代あまり現実的なことではありません。それなりに仕事をして来た女性が会社を辞めるためには、男性側にかなりの収入がないと難しいのです。勿論、貴方にそれに見合った収入があるのであれば、可能なことではありますが…
5. 女性は夫の実家に仕えるもの?
「子供を産んで、家事をして、親の面倒を見てくれる女性が必要だから結婚したい」
そう思っている男性も多いと思います。昔は、そのような結婚も普通と考えられていましたし当たり前だったかもしれません。
しかし今は、最初からその目的を強調してしまうと、婚活はかなり難航します。何故なら、それは女性にとって、半ば『家政婦が必要』と言われているのと同じだからです。今は女性も仕事があれば生きて行けるため、苦労することが分かっているのに結婚しようと思う人は少ないのです。
でも、男女が尊敬し合えたり、本気で愛し合うことが出来れば別かもしれません。きっかけがお見合いでも、二人が心から愛し合い信頼を築くことが出来ますし、更にお姑さんもいい人であれば、その延長線上で「お姑さんの面倒も見てあげようかな…」と思ってくれる女性もいるでしょう。
つまり、親の面倒を見てくれることを目的に相手を探すのではなく、あなたと本当に愛し合える女性を見つけることの方が、ずっと大切だということです。
今は男女共に一人っ子も増え、女性であっても親の面倒をみなければならない人もいます。ですので「女は男の家に仕えるべき」という考えも、現実的ではなくなって来ていると言えるでしょう。これからは「互いの親御様をどうするか」ということについても、夫婦で話し合い、お互い公平に助け合うスタンスが必要な時代になりつつあります。
如何でしたか?
恋愛経験が少なく、仕事一筋だった男性の中には、「そんな時代になってるなんて知らなかった…」という人もいるかもしれません。
でも、それは仕方がないことです。今からでも遅くありませんから、女性の今ドキ事情を知りつつ柔軟な考えで対応できるようになっておきましょう。その方がきっとモテるし、あなたにピッタリのパートナーが見つかるはずです。
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