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大阪結婚相談所ペリドット村上真由香です。
今回の成婚さんは30代前半男性。2つの結婚相談所で活動された後に、ペリドットへ入会され、15名程とのお見合いをし、活動開始から10日後にお見合いした女性と半年程の交際を経て成婚されました。彼女との交際期間≒活動期間です。
結婚相談所での交際はどのように進むのか。結婚相談所とどう付き合ったらいいのか。どう頼るのか。デート内容や価値観のすり合わせ、両家挨拶を経て成婚に至るまでのリアルなプロセスを紹介します。婚活がうまくいく人と止まる人の違いは何か。デート内容や価値観のすり合わせを通して成婚に至ったリアルな事例から、自分の結婚に必要なこと、どう婚活していったらいいかを感じてもらえればうれしいです。
結婚相談所での婚活は、派手な恋愛ドラマのような展開よりも、むしろ「静かな対話の積み重ね」で進んでいくことが多いです。
今回ご紹介するご成婚も、最初から会話が盛り上がったり、価値観がぴったり合っていたわけではありません。
むしろ、会話の量やペース、考え方の違いに戸惑いながら、それでも一つずつ話し合いを重ねていったお二人でした。活動期間中は、私たち相談所同士でもこまめにやり取りを重ねながら、お二人の気持ちの変化や小さな違和感、そして前向きな歩みを共有してきました。
今回の成婚カップルは、ペリドットの30代男性と別の結婚相談所に所属される20代女性のカップルです。男性は別の結婚相談所2か所でお見合いを100名近くされた後にペリドットへ入会され、女性は活動を始めたばかりの方というお二人です。
このお二人、順風満帆な交際ではありませんでした。
「うまく話せない相手とは結婚できないのでは?」
「違和感がある時点で合っていないのでは?」
婚活をしていると、そんな不安を感じる瞬間は少なくありません。
これらの不安は主に女性が感じられていました。
しかし今回のご縁は、その“違和感”を放置せず、丁寧に言葉にし、時間をかけてすり合わせていくことで、少しずつ信頼へと変わっていきました。
本記事では、実際のデート内容や相談所間のやり取りをもとに、結婚相談所でのリアルな交際の進み方をご紹介します。
■ 初期のデートは「会話の少なさ」と向き合うところから
初期のデートでは、お食事や初詣、本屋巡りなど、落ち着いた時間を重ねていかれました。
振り返りの中では「食事中はあまり会話が弾まないこともある」という正直な声もありました。
※振り返り・・・デート後に自分の担当にデート中の様子等を報告する日記のようなもの
一方で、本屋で一緒に本を見ながら話す時間や、移動中の何気ない会話の中で、「少しずつ話しやすくなってきた」という実感も出てきていました。
結婚相談所の出会いでは、いきなり“盛り上がる会話”があるとは限りません。
むしろこうした「静かな時間をどう捉えるか」が大きなポイントになることもあります。
■ 体験型デートで深まる理解
その後のデートでは、回転寿司やカフェ、さらにはリアル脱出ゲームといった“体験型デート”へと発展していきました。
特にリアル脱出ゲームでは、ただ食事をするだけでは見えなかった一面が見え、
「協力しながら進める中で自然と会話が生まれ、理解が深まった」との振り返りもありました。
婚活において“体験を共有すること”の重要性がよく分かるエピソードです。
■ 小さな違和感もそのまま伝え合う関係へ
交際が進む中で、価値観のすり合わせも少しずつ増えていきました。
たとえば、
呼び方の距離感
ケンカ時や気分が落ちたときの向き合い方
連絡の取り方や考え方の違い
どれも大きな問題ではありませんが、「このままでいいのか」と一瞬立ち止まるようなテーマです。
お二人の特徴は違和感をそのまま放置せず、一度きちんと話してみるというスタンスを持っていたことです。
実際に話してみると、考え方の土台はかなり近く、「そこは分かり合えるね」と確認できることも多くありました。
■ “相談所ツール”への感じ方の違いもあった
交際中には、結婚相談所とどう付き合っていくか、提案されること自体についての受け止め方に違いが出たこともありました。
「なるべく頼らずに二人だけで話し合って進めたい」という彼女と、「うまく使えるものは使っていきたい」という考えの彼。
どちらが正しいというものではなく、お互いの結婚観の“進め方の違い”が見えた場面でした。
ここでも結論を急ぐのではなく、話し合うなかで「今すぐ使うかどうかではなく、必要なときに使えばいい」という形に落ち着いていきました。
このように、“白黒をつけない調整”ができたことは、その後の関係にとっても大きな安心材料になっていきます。

■ お金の価値観も少しずつ調整していく
実は、夜勤のあるシフト制勤務同士のカップルです。ですので、毎週末に会ってデートが出来るというわけではありませんでした。二人ともが休みになるタイミングを見計らって、半日デートを重ねていくという感じです。二人ともが丸々お休みの日だけを待っているのでは、なかなかデートできません。お互いが歩み寄り、多分彼は体力的にちょっと無理をしたこともあったのではないかと思います。
そんな組み合わせの二人ですが、食事デートやカフェデートばかりでなく、彼女からの発信が多かったと思いますが観光や遊びに行くデートもちゃんとされています。
食事以外のデートだからこそ、見える相手の顔や言動がありますから、色んなデートをすることは是非していって欲しいことです。
デート費用は、自然な流れで割り勘に近い形が続いていました。
二人の間で交際初期に話し合って割り勘を当然だと考えていることの確認をしたことや彼なりの気遣いで割り勘デートでした。彼なりの気遣いというのは、男女は対等な関係であるが故、しっかりとお仕事もされて収入の有る女性に対して、男性が支払いをすることは、失礼な行いだ、という考えです。
そんなわけで、割り勘デートが二人のレギュラースタイルになっていきました。その中で、彼女の「少しだけでもご馳走してもらえると嬉しい」という気持ちや、「どこまでが自然なバランスなのか」という迷いも担当者から正直に共有されています。
こうしたテーマは、婚活では非常に現実的でありながら、直接言いづらい部分でもあります。
デリケートは話しでもあり、お二人のタイプを考えて、この点について担当者が少し介入して、遠慮せず一度話し合いをするという形を取り、お互いの納得感のある形に少しずつ整えていきました。
■ 家族への挨拶を通して見えた“リアルな相性”
交際が進む中で、両親へのご挨拶も行いました。
彼には最初は強い緊張もありましたが、時間が経つにつれて少しずつ雰囲気にも慣れ、家族との顔合わせも無事に終えられています。
印象的だったのは、「スマートに振る舞えるタイプではないけれど、誠実に向き合ってくれる人」という受け止め方が彼女の中で少しずつ積み重なっていったことです。
最初に感じた“頼りなさ”のような印象も、時間とともに「この人のペースなんだ」と理解に変わっていきました。その過程では、両相談所からのそれぞれへのアドバイスやご兄弟からのアドバイスもあり、このペースだから誠実さも強く感じられる、そう思えるようになられました。
■ 指輪選びとプロポーズ準備へ
交際後半では、結婚に向けた具体的な準備として指輪選びも行われました。
実際に店舗で試着しながら選ぶ時間の中で、当初想定よりもグレードの高い指輪を選ぶことになりましたが、そこには彼の「彼女の希望を叶えたい」という気持ちが強く表れていました。
価格よりも“納得感”を優先し、しっかりと時間をかけて選ばれた指輪は、二人にとって大切な象徴となっていきました。
このあたりから、彼女の中でも「結婚するかどうか」ではなく「どう結婚生活を作るか」という視点に変わっていきました。
彼女の結婚への気持ちが固まっていない段階で彼女から指輪のお話が出てきて、試着したりしにいっていたので、勢い余って購入してしまわないものかと内心ヒヤヒヤしていましたし、実際彼にそうならないようにも話しをしました。慣れないラグジュアリーブランドのジュエリーブティックへ行くと二人ともが舞い上がってしまって、上手な営業さんに乗せられて「買ってしまいました~」なんてことがとても怖かったです。こちらからの言葉で「成婚が決まるまでは購入しません」と彼も冷静になってくれました。
プロポーズは、思い出の場所であるレストランで行うことを決め、演出は彼女の担当から聞いた希望を叶える形で彼にアドバイス。彼はこちらからのアドバイスに加えて、自分でもサプライズを考え、当日は彼女も涙する素敵な時間となりました。
■ 不安がゼロではなくても、前に進むという選択
途中、テンションが安定しない日や、結婚への不安が少し出てくる場面もありました。
ただそれでも関係が止まらなかった理由は明確で、
この3つが積み重なっていたからです。
「完璧に不安がないから進む」のではなく、「不安があっても話せるから進める」
これに気が付くことが出来るのは、相談所婚活において非常に大きなポイントだと感じます。ひとりだと不安になってフェイドアウトしてしまうような場面でしょうが、日々相談できるカウンセラーがいるからこそ、その関係性や相手の良さに気が付けるのではないかと思います。
■ 成婚を迎えて
プロポーズを経て、その月に成婚退会されました。
派手さやドラマチックな展開があったわけではありませんが、その分しっかりと話し合うという「現実の結婚生活」に近いプロセスだったように思います。
彼は大きな衝突を避けるべく相談してくれ、彼女は小さな違和感を丁寧に扱い続けた結果の成婚でした。
■ 最後に:結婚相談所での婚活に不安を感じている方へ
婚活というと、「スムーズに進む人だけがうまくいくもの」と思われがちですが、実際はそうではありません。
今回のお二人のように、
少しの違和感があったり
気持ちが揺れたり
思っていたより不器用だったり
そういう“普通の人同士の積み重ね”で結婚は形になります。
大切なのは、最初から相性が完璧であることではなく、違いが出たときにどう向き合えるかです。
婚活は「合う人を探す場」であると同時に、「合う形に育てていく場」でもあります。
うまく話せるかどうかよりも、「ちゃんと向き合える人と出会いたい」という気持ちを大切にしてみてください。
成婚していかれる方々を見ていて思います。完璧な人同士が出会うのではなく、少しずつ歩幅を合わせていける二人が、結果的に“結婚”という形にたどり着いていきます。
その一歩は、決して特別な人だけのものではありません。
誰にでも、ちゃんと用意されています。
もし今、婚活に一歩踏み出すか迷っているのであれば、
最初からうまくできる必要はありません。
少しずつ話して、少しずつ分かっていけば十分です。そのために私たち仲人がいます。
「最初から感じる相性の良さ」よりも、「話し合える関係性」が結婚を決める最大の要素になるケースも少なくありません。
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